「今年は役員選挙か…。今回は選挙管理委員の担当で憂鬱だなぁ。」
「準備にも時間が取られるし、少し面倒だね。電子選挙に切り替えてみたら?」
学会や協会、労働組合など、あらゆる組織の運営に選挙は欠かせないものです。
しかし、多くの費用と労力がかかる選挙の実施を負担に感じている団体も少なくないのではないでしょうか。
そんな中、近年では選挙をより安価に楽に実施できる「電子選挙」、さらにはウェブ上で選挙に関する
全てを行える「ウェブ選挙」が広まっています。
この記事では、従来の選挙会場で紙の投票用紙を使って実施する選挙と、電子選挙の違いについて
詳しく紹介していきます。
目次
- 1.電子選挙と紙の選挙の違いって?3つのポイントから比較
- 1-1. 金額
- 1-2. 作業量
- 1-3. 時間
1.電子選挙と紙の選挙の違いって?3つのポイントから比較
それでは早速、電子選挙と紙の選挙の違いを必要な金額・作業・時間の点から比較してみましょう。
それぞれの違いをまとめると、以下の通りとなります。
選挙のタイプ | 紙の選挙 | 電子選挙 |
---|---|---|
金額 | 場所代、人件費 投票用紙の印刷・ 郵送代など | システム利用料金有権者 1名につき100円(税別) |
作業 | 会場の確保 投票用紙の印刷・郵送 当日の立ち会い 開票・集計など | オンラインで 準備〜投票まで完結 結果は投票終了後に 自動集計 |
時間 | 投票用紙の手配・配布 当日の立ち会い、開票・集計など | 投票用紙の配布は不要 開票・集計にかかる時間もゼロ 申し込み〜選挙実施まで 最短2週間 |
それぞれについて、詳しく見てみましょう。
1-1. 金額
紙の選挙の場合、選挙を行うための場所代や人件費、投票用紙の印刷や郵送、事務用品などの
コストが発生します。これらを合算すると、決して小さくない金額となるでしょう。
しかし、投票準備から開票までオンラインで完結する電子選挙であれば、これらの費用を大きく削減できます。
「例えば i-Voteでは【有権者1名につき100円(税別)】※で電子選挙を利用できるよ。」
※ただし、有権者数が300名未満の場合は、有権者数によらず料金は30,000円となります。
「とってもシンプルでわかりやすい料金体系だね。
これなら今までの紙の選挙よりもずっと安くできそう!」
また、i-Voteでは1回の選挙に複数の選挙区を設定することもできます。
例えば開始・終了の時刻が同一の期間で複数の選挙を実施する場合であっても、利用料は
「全有権者数 × 100円(税別)」で計算されます。
重複して利用料が発生することがないため、さらにコストを抑えやすくなるでしょう。
なお、もしも全ての選挙区が無投票選挙となった場合には、以下の「基本サポート料金」のみの請求となります。
1選挙当たりの 有権者数 | 300名未満 | 300名以上 | 1,000名以上 | 5,000名以上 |
---|---|---|---|---|
料金 | 20,000円 | 30,000円 | 50,000円 | 100,000円 |
「定員に対して立候補者が少なく無投票当選になった場合には上記料金のみがかかるということだね。もちろん、投票が実施される場合は基本サポート料金は発生しないよ。」
1-2. 作業量
紙の選挙では、会場を抑えることに始まり、投票用紙の印刷・郵送、当日の立ち会い、
開票・集計、会場の後片付けまで多くの作業と労力が必要となります。
しかし電子選挙では、上記の作業のほとんどを削減できます。
投票権もオンライン上で付与されるため、投票用紙の配布は不要です。会場の準備や撤収の必要もありません。
さらに各候補者の得票数は投票終了後に自動で集計され、手作業での集計・計算からも解放されます。
「表計算ソフトに手入力する必要もなくなるため、計算間違いやカウントミスも防ぎやすくなるね。」
その他にも i-Vote では、選挙実施の負担を軽くできるよう、多彩な有償オプションサポートも用意されています。
例えば選挙実施に関わるデータ登録、i-Vote へのログインの際に必要な情報についてのメール送信やはがき発送、選挙用資料の作成などを委任できます。
1-3. 時間
電子選挙では、選挙実施に必要な作業量が大きく減ることに伴い、準備や集計にかかる時間も削減できます。
i-Vote では基本的に、システム上で有権者や管理者、および選挙内容の登録、立候補者の募集・審査、選挙期間の設定、投票受付を行うだけで選挙を実施できます。
結果の集計も自動で行われ、ウェブ上で開票結果を有権者に向け迅速に公開することもできます。
「今回初めて選挙管理委員をやるんだけど、前任者がもう脱退していて…。
引き継ぎが上手くできていなくて、準備にとても時間がかかっているんだ。」
i-Vote であれば、システム上に前回の選挙の設定内容データが保存されるため、このようなトラブルも回避できます。
ユーザーや選挙内容を定型化できるため、後任者への引き継ぎに手間取る心配もありません。
ちなみに、電子選挙で時間を節約できるのは、選挙を実施する管理者だけではありません。
「紙の選挙だと会場に行くのが面倒だし、郵送投票だとついつい返信することを忘れちゃうんだよね。思い立った時にすぐに投票できるのはありがたい!」
有権者にとってのメリットは、投票会場までの移動や、事前に送られてくる投票用紙の保管が不要になること、ハガキの返信をする必要がなくなることなどがあげられます。
さらに、期間内かつネットが繋がる場所であれば、24時間いつでも投票できます。
遠方の有権者や、忙しくて投票に行く時間が取りにくい有権者にとっても、大きなメリットとなるでしょう。
電子選挙への切り替えでコスト・作業量・時間の削減を実現させよう
ここまで、紙の選挙と違いについて紹介してきました。
この記事を参考に、選挙におけるコスト・作業量・時間を大きく削減できる i-Vote の導入を検討してみてください。
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